2006.12.08

トラ・トラ・トラ

・・・その意味は、「われ奇襲に成功せり」・・・。報じたのは元海軍大佐の淵田美津雄であった。

1941年、12月8日は日本軍はハワイのパールハーバー(真珠湾)を奇襲攻撃した日である。このことによってアメリカは憤激し、4年の惨劇の後、日本は無条件降伏という敗退に終わったのです。

血は日本人ではあるけれど、国籍はアメリカという私の友人は、「アメリカは日本が攻撃してくることはすでに暗号解読して掴んでいた。でも、参戦を正当化する為に、日本の攻撃を不当なものとし、あえて公表しなかった・・。とあるアメリカ人たちは知っている。」と言っている。

その事の真偽は分らないけれども、元海軍大佐の淵田氏は国への忠誠に全ての努力を注ぎました。

しかし、終戦と共に彼は四面楚歌、茨の道を経験することとなったのです。友人は全て彼から去っていき、住む小屋も水を飲むための井戸も皆自分の手で作らなければなりませんでした。

しかし彼は、町から離れて住み、植物や自然に触れていく中で、生命や宇宙の神秘に、創造主なる神を思うようになりました。世の友は全て彼を去ったけれど、唯一真の神は変わることのない恵みを自分に注いでくださると感じたのでした。

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2006.07.01

The world is more than you know.

「何かあるかもしれない・・。」と日本語に訳されていた・・・。ベン・ハーのビデオを見ていて、この言葉が心を捕らえた。直訳すると「世界はあなたが知っている以上のもの・・・。」

私達が知っていることは、自分の経験、回りの情報などによる。 その情報の中で、私達は日々様々な決断をしながら生きている。でも、私が知っている世界も情報も限られている。

The world is more than you know.

「何かあるかも知れない・・。」

この言葉は、映画の中では、自分と家族を苦しめたメッサラに、ようやく復讐したと思ったら、母と妹は不治の病にかかっていて、会うこともできない・・。憎しみと失望に打ちひしがれるジュダ(ベン・ハー)に彼を愛する召使の女性が語った言葉。

この言葉は私に希望を与えてくれる。もう八方塞、行き止まりと思う時でも、私の考えが全てではない、もっと何かあるかもしれない・・・と。私の場合、神さまはどう考えるんだろうか・・とか・・。映画の中でも「だから、あきらめないでイエスの所に言ってみましょう。」とジュダに語っていた。そして、イエスとの出会いによって、彼は憎しみから解放される・・・。

同時に、この言葉は私に教える・・。「自分が知っている事はホンの一部に過ぎない、絶えず、何かあるかもしれないと謙遜に学ぶ姿勢が大切・・・と。
  
 

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わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、

わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。

     ――主の御告げ。――

     天が地よりも高いように、

わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、

わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。

     イザヤ55:8,9

       
                        

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2006.06.03

白い十字架

タイトルはすごく綺麗だけど、その強い香りの故に、敬遠される花どくだみ・・。昨日、遠回りして家に帰る時見つけた。家のすぐ近くなのに、いつも通ってない道なので、気付かなかった。

美しさで、褒められることはないけれど、実は優れもの・・。漢方薬でもある。田舎の裏庭にもあったが、いつも雑草扱いで迷惑がられていたように思う。

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星野富弘さんは、このどくだみを題材にして絵と詩を書いている。人から愛でられることは殆んどなく、むしろ煙たがられる花、どくだみ・・。でも、この花の価値がわかって、必要としている人もきっといると・・。

事故で体が動かなくなった彼が、自分の存在価値を受け入れることができない葛藤を経て、生かされていることの意味、本質を見出したから、このような詩が書けるのだろうか・・・。
 

お前を大切に摘んでゆく人がいた

臭いといわれ 

きらわれ者のおまえだったけれど

道の隅で 歩く人の足許を見上げ

ひっそりと生きていた

いつかおまえを必要とする人が

現れるのを待っていたかのように

おまえの花

白い十字架に似ていた

           星野富弘著 「風の旅」 (立風書房) より

             

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2006.05.20

ダ・ヴィンチ・コードと最後の晩餐

J0382965 このクラッカーのように見えるのは、ユダヤの人たちが過ぎ越しと言うお祭りの時に食べるイースト菌の入っていないパンです。これと、ぶどう酒、子羊のすね、苦菜などを食べる習慣がありました。(出エジプト12章)

聖書で、イエスが最後の晩餐をしたのは、この過ぎ越しの祭りの食事でした。

当時のユダヤでは祭りのように人が集まって食事をする時は、低いテーブルがコの字に置かれ、コの字の下の左手が入り口、そこに一番近い席は給仕役の席・・。向かい側のテーブルが主賓席、その両サイドは側近の席だといわれています。

イエスは最後の過ぎ越しの食事の時、コの字の一番上のテーブルの真ん中に座ったと考えられています。そして、端にはいつもイエスの近くにいるヨハネ、イエスの左手にはイスカリオテのユダ・・。 同じ鉢に手を浸すのは隣同士で行うことなのです。(マタイ26:23)

西洋式のテーブルや椅子は、当時の彼らの文化ではありませんでした。低いテーブルの回りに左わきを下にし、横たわるような形で食事をしたのです。パンも上の写真のようなもの。実際の最後の晩餐(過ぎ越しの食事)は、ダ・ヴィンチの描いたものとは随分異なったものだったと思われます。

チョッと硬い,どうでも良いような事を書きましたが、最近の「ダ・ヴィンチ コード」に対するマスコミの過熱報道ぶりには、あきれてしまって私も少し書いてみました。著者のダン・ブラウン自身が「これは小説です。故にフィクションです。」「ここで触れているイエスについてのアイデアは、ずーと言われてきたもので、私自身のものではない。絵画、建築物、儀式(資料の真偽は定かでないが)などは実際に存在するが、登場人物の理論が正しいかどうかについては何も結論づけていない。それは、読者がどう取るかに委ねられている。」と言っているのに・・。

「最後の晩餐」は、ダ・ヴィンチの豊かな創作力の賜物と思いますが、聖書の記述とは随分違うかなと思います。美術作品としては素晴らしいものでしょうが、それをもとに「今、真実が明かされる・・」とは・・・ね。フィクションとしては面白いんでしょうが・・・。あまりの本の売れ行きと、論議に、ダン・ブラウン自身が一番驚いているみたいですよ・・・。笑

   参1:聖書の世界とイスラエル 
        クラレンス・H・ワグナーJ著 いのちのことば社)

   参2:  ダン・ブラウン オフィシャルサイト

    

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2006.04.29

緒方貞子という生き方

  緒方貞子という生き方

黒田龍彦著: KKベストセラーズ

“小さな巨人”・・ それが海外のメディアが緒方貞子さんにつけた、呼び名でした。その他、彼女につけられた名は“日本のマザー・テレサ”“難民救済の母”“ラスト・リゾート(最後の頼み)の女性”等・・。99年にはユネスコ平和賞を受賞した。 国連難民高等弁務官として、カンボジア、ミャンマー、サラエボ、ボスニア、ソマリア、ルワンダ、ティモール、中南米などの紛争地域を防弾チョッキを着て歩き回った。アフガニスタンでの首相特別代表としての働きは、記憶に新しい。

私も、そんな緒方貞子さんを日本人として嬉しく、誇りに思うと同時に、彼女に生き方や、その土台になっているものを知りたいと思っていました。

        

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2006.04.07

七転び八起き?

「再チャレンジハンドブック」区役所で見つけた、横浜市が出してるパンフレットで、サブタイトルは・・意欲ある経営者の再挑戦を応援する都市、横浜を目指して・・と言うものでした。

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創業者が事業に行き詰った時、又は失敗した時どうしたらよいか・・・。再挑戦をして成功した事例を上げています。

シダックス(年商1500億円)ファンケル(900億円)などの例を挙げて、これらの創業者に共通していることは、過去に事業に失敗した経験がある人たちであることを述べています。

アメリカでは倒産した企業経営者が、再度企業経営者となっているのは47%に対して、日本は17%しかないそうです。

借金とか投資の問題などもあるのですが、それらの専門的なことはちょっと置いといて、・・・事業には失敗は付きものであり、失敗を糧に再度良い事業を立ち上げればよいと言う気運がアメリカには出来上がっていると思う・・・と著者は言っていました。

このパンフ良いこと言ってるんだけど、横浜経済局が出しているにしては立派過ぎ・・。写真もたくさん載せて・・、再挑戦支援にまわした方がいいと思いました。

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2006.03.04

どうしても必要なものはただひとつ

星野富弘さんの詩と絵が好き・・・。とても、暖かく、ほっと
させてくれる。このJOURNEY OF THE WIND は、友人が
くれたもの。

星野富弘さんは、昭和45年、高崎市立の倉賀野中学校に体育教師として赴任しました。2ヶ月後の6月、クラブ活動の指導中、誤って墜落。以後手足の自由を失ってしまった。
                         
9年間の病院生活のを振り返って、彼が言ったことは・・・

“辛かったことより、友人や看護婦さん達の、励ましの言葉のほうが、

淋しかったことより、生徒達の明るい手紙の方が、

病室の天井より、窓辺で一生懸命咲いていた花の方が、目に浮かぶのです。

死にたいと思ったことより、「生きろ!」と教えてくれた母や聖書の言葉の方が、強く残っているのです。

失って初めてその価値に気づくことがあります。・・・しかし、目に見えるものよりも、もっともっと大切なものがありました。”・・・。

大好きな、たんぽぽという作品・・・。
 

  いつだったか きみたちが

 空をとんでゆくのを見たよ

 風に吹かれて ただひとつのものを持って

 旅する姿が うれしくてならなかったよ

 人間だって どうしても               

 必要なものは ただひとつ

 私も 余分なものを 捨てれば200410_2

 空をとべるような 気がしたよ   

 
 I have seen you flying in the sky

           When was it?   

      Your way of travelling

           fills me with joy 

    You each carry only one thing

              on the wind

   It is the only thing necessary

             for the human being

If I could throw away what I don't need

         even I could fly in the sky

                            ( English translation  Kyoko and Gavin Bantock)

                                                   

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2006.02.11

他人は変えられないけれど・・・

           

他人(ひと)は変えられないけど、自分は変われる!―女性が人づきあいで悩んだら読む本  他人(ひと)は変えられないけど、
 自分は変われる!

  著者:丸屋 真也
  販売元:リヨン社

随分前から、読み始めていたのだけれども、ようやくって感じで
感想をまとめました。

タイトルにもあるように、“他人は変えられない、変えられるのは
自分だけ
”、だから、他人を変えようとしている間は、何も変わって
行かない。“自分が変わりたい”と思うことが、スタートラインに立
つこと。

同時に変わりたいと思う気持ちは、人に受け入れられる為ではなく、
自分が自分として、自分の人生を生きるため必要なのだと思う。

聖書が、自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさいと言う
ように自分を正しく愛し、受け入れること無しに、隣人と正しく接す
る事は難しい事と思う。

            

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