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2006.12.08

トラ・トラ・トラ

・・・その意味は、「われ奇襲に成功せり」・・・。報じたのは元海軍大佐の淵田美津雄であった。

1941年、12月8日は日本軍はハワイのパールハーバー(真珠湾)を奇襲攻撃した日である。このことによってアメリカは憤激し、4年の惨劇の後、日本は無条件降伏という敗退に終わったのです。

血は日本人ではあるけれど、国籍はアメリカという私の友人は、「アメリカは日本が攻撃してくることはすでに暗号解読して掴んでいた。でも、参戦を正当化する為に、日本の攻撃を不当なものとし、あえて公表しなかった・・。とあるアメリカ人たちは知っている。」と言っている。

その事の真偽は分らないけれども、元海軍大佐の淵田氏は国への忠誠に全ての努力を注ぎました。

しかし、終戦と共に彼は四面楚歌、茨の道を経験することとなったのです。友人は全て彼から去っていき、住む小屋も水を飲むための井戸も皆自分の手で作らなければなりませんでした。

しかし彼は、町から離れて住み、植物や自然に触れていく中で、生命や宇宙の神秘に、創造主なる神を思うようになりました。世の友は全て彼を去ったけれど、唯一真の神は変わることのない恵みを自分に注いでくださると感じたのでした。

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ある時、彼はアメリカに捕らわれていた日本軍捕虜と出会い、そこでの様子を聞いていくうちに非常に心打たれるのです。

この捕虜達のキャンプに、一人の20歳くらいのアメリカ人のお嬢さんが来るようになり、親身に病人の看護、人々の世話を続けていたとの事です。

捕虜達が不思議に思い、「どうして自分達にそんなに親切に出来るのか。」としつこく聞きました。しぶしぶ口を開き「私の両親が日本軍に殺されましたから・・・」と語ったのでした。

彼女の両親は、フィリピンで宣教師をしている時に、日本軍の兵士に殺されたのです。この宣教師は30分だけ時間をもらい、聖書を読み祈ってから殺されたとの事でした。

娘さんは最初、日本に対して憎しみと怒りで、胸が張り裂けそうでした。しかし、静まった時、殺される前の30分、両親の祈りは何だったのだろうと思いました。

その時、彼女の心は全く憎しみから解放され、日本人への愛へと変えられて行ったのでした。

淵田氏は、聖書を調べてみようという気持ちになりました。読んでいると、「父よ彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのかわからずにいるのです。」というルカによる福音者23:34にぶつかりました。

彼女が両親を殺した者たちを赦そうとした思いが、彼にもわかりました。その日彼はイエス・キリストを自分の救い主として受け入れたのです。

“だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。

               ”2コリント5:17

  
少し前にこのブックレット(16ページの証し)を読み、ブログにも書きたいなと思っていました。丁度パールハーバーの攻撃のメモリアルの時なので、掲載しました。長い文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

   
       

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コメント

なにか 難しいな!
要は 間違いを犯さないように出来ればよい。
ニュースをにぎわす、犯罪。
とても許すわけに行かない。

犯罪者の人権、被害者の人権
そんなこと はっきりさせるより
その勢力、未然に防ぐことに使えないのかな!
いままた、戦争を防ぐ枠を 形振り構わず
外そうとしている 淵田氏を増産しょうとしてること
解らないで済ますの? 主は見えていないのかな

寝ぼけて聞いた新聞読み比べで
イランの自衛隊取材の女性記者が
取材拒否されたとか それを新聞は報道しないとか
もうすぐそこまでやって来ている
真の主よ! 悪魔に鉄槌を!

投稿: 空海望 | 2006.12.09 06:51

去年、NHKで
《伝道者になった真珠湾攻撃隊長~淵田美津雄・心の軌跡》
という放送を見て、私もこのこの事実を初めて知りました
この番組、HNKとは思えないほど
キリスト教と彼の信仰について描かれていたんですよ
伝道番組かと思ったほどでした
また再放送してほしいなぁ~

投稿: ゆりり | 2006.12.09 07:38

※空海望さん:

本当に難しいですね。
空海望さんがおっしゃっているように
間違いを犯さないように出来れば一番いい。
でも、人は必ず間違ったり、失敗します。

法的な罪は、この世の法律で裁かれるのが当然で、
聖書が言っているのはその人が本当に悔い新ためて
(今までの生き方を方向転換して)
生きることを望んでいるのです。

淵田さんが育った時代は、軍国主義真っ只中で、
海軍学校に入った時、
まず、何故かはわからなかったが、
敵はアメリカだと叩き込まれたとの事です。
私の父も中国に行きましたが、
自分の意思なんて言える状態ではなかったですね。
教育の問題も本当に大切です。

大きな犠牲を払って、折角得た平和だからこそ
大切に守っていかなければ・・。

>主は見えていないのかな
主には全て見えていますよ。
でも、あの頃の軍国主義のように
マインド・コントロールはしません。
人に自由意志を与え、知恵も与えています。

人はその自由や知恵をお互いの平和の為や
正しいことに用いるようにと教えています。

コメントを読みながら、
空海望さんの平和を願う気持ちが伝わってきます。

コメントも長くなってしまいました。;;

投稿: Bamboo | 2006.12.09 10:13

※ゆりりさん:

そんな放送があったんですね~。
私も見てみたいです。
彼自身も本の最後のページで
本当に新しい日本を作っていくためには
人の心が作りかえられなければと言っています。
彼は、その心を・・神との平和と同時に人との和解、平和を・・
キリストに出会うことによって見出したんですね。

投稿: Bamboo | 2006.12.09 10:22

私も読みたいです。
どちらから出版されているのでしょうか?
教えてください。

私の父は昨年5月に天に召されましたが、原爆症(悪性リンパ腫)でした。

先の大戦のことは、知っておく必要があると思っています。
偏った方向からではなく、いろんな方面から知りたいのです。

もちろん、クリスチャンの視点からも・・・

投稿: pm-fun | 2006.12.09 11:22

※pm-funさん:

発行は「大阪クリスチャンセンター」です。
初版は昭和29年、ともしび社で9版を重ねたとのことです。

お父さん、被爆されたんですね。
切実に戦争の傷を経験しておられるんですね。
私の父は傷を負って先に帰国した為
命が助かり、私たち兄弟はこの世に生を受けることが出来ました。
父は今年3月に天に召されました。

広島の原爆碑にあるように
二度と繰り返さないようにしなければ!

投稿: Bamboo | 2006.12.09 18:24

このお話、私も初めて知りました。
ゆりりさんが書かれている番組、ぜひ再放送してくれないでしょうかね?見てみたいです。
淵田さんのご経験を読んで、聖歌『キリストにはかえられません』を思い出しました。

投稿: カモミール | 2006.12.12 10:36

※カモミールさん:

私もそのドキュメンタリー、みて見たいです。
終戦で全てのものを失っても
人は生きて来たけれど、
生きる希望や愛を失っては人は生きられない。
物はあるに越した事はないけれど
なくてはならない物を掴んで歩みたいですね。

投稿: Bamboo | 2006.12.12 21:47

友人がすべて去っていった。つらかったでしょうね。人はやはり、そういうときに神を思うものなのでしょうか。私も本を読んでみたいと思います。

投稿: Joy | 2006.12.15 13:17

※Joyさん:
戦争と言う間違ったことをしていたのですが、
ある意味マインドコントロールされて、
日本の為、自分の命を捧げる覚悟でいたわけですから
本当に悲劇です・・・。
神さまを思うのは、いろんな状況があると思いますが
「輝く日を仰ぐとき・・」と言う賛美のように
自然は神を思い起こさせてくれますね。

投稿: Bamboo | 2006.12.16 17:38

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