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2006.11.26

ゴスペル Hark! the Herald Angels Sing

今日紹介するクリスマスの曲は、チャールズ・ウェスレィ (Charles Wesley 1707-1788)作詞、作曲はフェリックス・メンデルスゾーン( Felix Mendelssohn 1809-1847)のものです。

チャールズ・ウェスレィはその生涯の中で6,500以上の賛美歌を書いたと言われています。そして、この曲も200年以上もの間多くの人々はこの曲を歌い、クリスマスをお祝いしてきたのです。

メンデルスゾーンはドイツで生まれたユダヤ人の音楽家であり、ナチスの支配下ではユダヤ人の音楽家は活動を禁止され困難な時代をすごしました。

しかし、彼の才能を認めた人たちは、彼を演奏に招き、回りも黙認していたということです。

   
Hark ! the herald angels sing, 

Glory to the new born King!

Peace on earth and mercy mild,

God and sinners reconciled.

Joyful, all ye nations, rise,

Join the triumph of the skies;

With th'angelic host proclaim,

Christ is born in Bethlehem,

Hark ! the herald angels sing,

Glory to the new born King!

 

あめにはさかえ み神にあれや

つちにはやすき ひとにあれやと

み使いたちの たたうる 歌を

聞きて もろびと ともに喜び

いまぞ生まれし きみを讃えよ  

    
20061126_005      

           

 

      

     

      

   

           

メンデルスゾーンのことで思い出したこと・・・

以前、「戦場のピアニスト」と言う映画をTVで見たことを思い出しました。主人公のシュピルマン氏は実在の人物で、ポーランドに住むユダヤ人ピアニストでしたが、ナチスの迫害に会いながら逃げて生き延びた方です。

彼の母はカトリックで、彼自身もキリスト教徒だそうですが、特別ユダヤ人という感覚はなかったようです。

その息子さんが、日本の歴史の研究家として拓殖大学の客員教授をして日本に住んでおられるとの事です。

シュピルマン氏は、息子さんにその時のことをあまり語らなかったとのことですが、彼に話したことの中で、この体験を通して学んだことは・・・

「・・・人を民族で判断するべきではない、一人の人間として見よ、と言っていました。全てのドイツ人がナチスのようではない。ユダヤ人にしても、良いユダヤ人もいれば、自分を守るために密告したり、ドイツ側の警察になったユダヤ人もいた。

でも、自分が同じ状況に置かれたら、どうするか、経験しない限り分からない。だから、ドイツの手下となったユダヤ人を責めるわけにもいかないし、彼らに対する憎しみもない。・・・」

彼のお父さんがえらいのではなく、その時、助けてくれたポーランド人こそ、本当の勇気を持った人だと思います。なぜなら、あのナチスの支配下、自分の命ばかりか身内の命も危険にさらして、助けてくれたのです。あの状況では、見つかれば即座に銃殺ですから、すごい犠牲が伴うことです。

本当の勇気とは何か教えられます。

        

 

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コメント

【チャールズ・ウェスレィ】
メソジスト運動の創始者、ジョン・ウェスレィの弟さんですね
私が所属する教団は、メソジストの流れなので
この二人については、よく話しに聞きます。
200年以上も歌い継がれてきた讃美歌と考えるだけで
感動でゾクゾクしてきます
讃美歌267「神はわがやぐら」などは
作詞がマルチン・ルターですから
400年ぐらい歌い継がれている…
讃美の底力を感じます
「戦場のピアニスト」見たいと思いつつ機会がないままです(涙)
今年中に見られるかな?

投稿: ゆりり | 2006.11.27 08:46

Bambooさん!私もあの映画「戦場のピアニスト」は観ましたよ~。
あの時代ナチスの迫害に遭ったユダヤ人達!戦争とはなんて残酷で人々の心までも変えてしまう悲しい行為であり、絶対に繰り返してはいけない行為であることを私も改めて思い知らされた映画でした。
私は見終わった後、暫く涙が止まりませんでした。あの戦火の中で主人公のシュピルマン氏が幸運にも一人の心あるポーランド人に出会えた事が奇跡だった様に思えました。
あの映画が実話であることも最後の字幕で知
りました。そして・・・あのラストシーン。戦争が終わった時、あの廃墟の中で主人公が弾いた美しいピアノ曲・・・未だに耳に残っています。

投稿: mokoママ | 2006.11.27 21:45

※ゆりりさん:

チャールズ・ウエスレイは
ゆりりさんにとても身近なぞんざいなのですね。
ずーっと歌い継がれている賛美歌・・
凄いですね。
どれ程の人がクリスマスにこれらの歌を
歌ってきたのでしょうか。
現代のプレイズも大好きですが
賛美歌には又別のよさがありますね。

「戦場のピアニスト」は何とも切ない
辛いものがありますが
いろんな事を考えさせられます・・。

投稿: Bamboo | 2006.11.28 01:17

※mokoママさん

「戦場のピアニスト」ご覧になったんですね。
人がこれほどまでに人に残酷に出来るのだろうか
と思ってしまいますが
戦争は人を狂わせてしまい
何をしているのかわからなくしてしまうのですね。

投稿: Bamboo | 2006.11.28 01:24

戦場のピアニストは見たいと思っている映画の一つです。でも、ちょっと勇気もいりそうですね。

投稿: Joy | 2006.12.01 14:09

※Joyさん:

確かに重い空気の映画です。
人が此処まで残酷になれるのだろうかと・・。
脚色はあるものの、歴史の中でなされた現実のことなんですよね。
主人公の息子さんが日本にいるということで、
さらにリアルに感じることが出来ます。

投稿: Bamboo | 2006.12.02 00:31

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