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2006.03.17

父の死

唐突なタイトルでごめんなさい。でも、私自身が一番びっくりしています。月曜日の夜、姉から連絡があり、「父が亡くなった。」と告げた時、「えっ!誰が?」と、耳を疑いました。

父は今年89歳、1年以上もリハビリの為、入院してましたから、いつかは・・と覚悟はあったものの、先日会った時は元気で、杖で歩くことができたし、階段の上り下りも練習していました。

「5月には退院したいから、頑張って歩いている・・。」そんな父に、「じゃ、横浜に来る?」と言うと、「行けたらいいな~。」と答えていた。

父が亡くなる時に、声をかけたり手を握ってあげられなかったことは、淋しいけれど、昨年、お見舞いに行った時、父に伝えた事がありました。リハビリに移る前の病院で4人部屋でした。不思議に病室に、父と私の二人だけになった。

「父さんの人生はとても大変だったと思うけど、父さんが、あきらめないで頑張って生きて来てくれたから、今の私たちがあるのよ。本当に感謝してるよ。」 父は黙って、うなづいた・・・。そっと、父の手をとって祈ったら、黙って聞いていた。

J0177806








               
父は自分の実の親を知らない。母親だけは戦地に行く前に合いに行ったそうだが、会うことができなかったそうだ・・。先方にも都合があったのだろう・・・。

以前、父がその事を話した時、彼に神さまのことを伝えたことがある。「人が彼の誕生を祝福しなくても、本当の父、彼に命を与え、彼を愛し、彼の人生を祝福して、この世に送り出してくれた方がいる。その方は、私たちが迎えるならいつも一緒にいてくれる。」と・・・。父は目を潤ませながら、聞いてくれた。

 あなたを造り、あなたを母の胎内にいる時から形造って、

    あなたを助ける主はこう仰せられる。・・・・・

      わたしは潤いのない地に水を注ぎ、

      かわいた地に豊かな流れを注ぎ、

      わたしの霊をあなたのすえに、

   わたしの祝福をあなたの子孫に注ごう。  

        イザヤ44:2-3

私がクリスチャンになったとき、父は「もう、自分が何を信じて生きるのか、自分で決めても良い年齢だから、信じたように生きなさい。」と言ってくれた。彼自身も、礼拝にも出たこともあり、信じているとも言っていた・・。

それらの父との時間は、今、私にとって大きな慰めです。

父は、冗談をよく言う明るい人でした。年をとってからは愚痴をこぼすこともありましたが、いつも前向きに事を視る人だったと思います。

もちろん生身の人間ですから、いろいろあったでしょうが、彼は、“自分の人生を立派に生き抜いた”と、そして、“ありがとう”と心から言いたい・・・。

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コメント

何だか心に重みが・・・
あなたが感じているものとは違うかもしれませんが。。。同じように驚いています
 
実際お会いした事はないけれど
ブログをとおして話せて
出会えて 不思議な感覚のつながり

あなたのこういった別れ、悲しみ
他にも喜び、楽しさ
共有はしていないけれど
伝わる思い・・・
 
ありがとう
今日は特に その言葉が響きます
 
これからもお父様は近くにいらっしゃるはず

投稿: つばさ | 2006.03.17 22:49

つばささん:
少し重い気持ちにさせてしまって、ごめんなさい。
でも、書くことによって自分の気持ちも出せて、
整理して行けるかなと思い書いて見ました。
つばささんの優しさが伝わってきます。
ありがとう。

投稿: Bamboo-shoot | 2006.03.18 18:32

お父様、天に召されたのですね。
なんて言葉をかけたらいいのか、
わかりませんが、自分の娘から
「自分の人生を立派に行きぬいた」
「ありがとう」と言われる人生
は素晴らしいと思いました。
一緒に礼拝に参加できたり、
神様のことをわかちあえたり、
そして、たくさんの一緒に過ごした
時間があることに感謝します。
書きたいことがあったら、また、
書いてくださいね。ちゃんと
読んでますから・・・

投稿: クララ | 2006.03.18 21:20

クララさん
祈っていてくださったこと、ありがとうございます。

まだ、実感がわきません。
葬儀の時も、姪の子供たち3人がいたので、
気持ちがそちらに行って、
悲しむ暇もなかったようです。
でも、そのことも良かったです。

京都から友人が来ていたので、
電話のあった月曜日の夜は、
彼女といろいろ父のことを話し、
翌日は、名古屋まで一緒でした。
このことも感謝でした。

少しづづ、実感として
受け止めていくのだろうと思いますが、
それもきっと、
感謝の心へとなっていくのだろうと思います。

励ましの言葉をありがとう。

投稿: Bamboo-shoot | 2006.03.19 00:00

 気が付いたら桜の季節ですね。
 こちらをご覧になっている皆さんへの非礼を承知でコメントです。

 甥です。先日亡くなった祖父の葬儀では大変お世話になりました。お酒が大好きな私ですが、どこか醒めているこの頃です。

 私がモノゴコロついた時から笑顔を絶やさない祖父だったと思う。釣りが生き甲斐で、大切にしていた竿をゴネても決して怒られなかった。
 私が社会人になった時、事ある毎に仕事人としての心構えを語っていた事を思い出す。愚痴ばかりの私に対して、とにかく“まっとう”に生きなさい、と。祖父自身の経験から出た言葉だと思っている。とにかく苦労された人だったようだ。

 写真の祖父はチョッと怖い顔をしている。「怒ってない!」と怒られそうだが‥密かに私が誇りにしている写真だ。私が祖父の歳になっても到底並べない。同時に親不孝ならぬ祖父母不幸者である自分に気付く。

 ここ最近、街の景色に気付かなかった。先日“あー、桜が咲いているんだなー”って。チョッと余裕のないこの頃です。

投稿: 人事異動に悩む人 | 2006.03.31 21:53

Dear my nephew
コメントありがとう。
また違った父の一面を分かち合ってくれてありがとう。
本当に父は魚釣りやアサリ取りが好きでしたね。
行けなくなってからは、よく夢で釣りをしていたようですよ。^^

あなたたちが、父の近くにいてくれて良かったです。ありがとう。

今、外は桜やいろんな花が咲き、新しい芽が出てきてますよ。
あっ、花粉症だったっけ・・。><

人事異動で新しい仕事、慣れるまでは少し大変ですね。

投稿: Bamboo-shoot | 2006.03.31 22:57

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